掃除と健康について考えます。
まず不衛生な環境で生活すると長生きできないことは自明です。
細菌やウイルスで汚染された水や食料を口にすれば病気になりやすいでしょう。
明らかでないのはやや不衛生なほうがかえって健康に良いかどうかです。
少量の細菌やウイルスを取り込むのは免疫向上につながるかもしれません。
しかし、ここではその議論は行いません。
健康のために細菌やウイルスを除去したほうが良いという考えを前提とします。
細菌やウイルスは口から入る場合がほとんどです。
無意識に口から吸いこむ場合、意図せず口に入れる場合があります。
無意識に口に入れる場合は舞い上がったホコリを吸い込む場合です。
原因不明で喉が痛い、咳込むときにはホコリを疑う。
部屋の中のホコリは減らすのは良いことです。
箒で掃くとホコリを舞い上げて、また床に落ちれば意味がありません。
ホコリを舞い上げないようにドライペーパーにくっつけて取るのが良い方法です。
お風呂のお湯は熱くても細菌がいれば普通に増えます。
お風呂のお湯に細菌がいても湯気には入らないと言われています。
しかし、水しぶきや水しぶきが蒸発したものは吸い込む可能性があります。
古いお湯、お風呂の水アカやぬめりには注意しましょう。
風呂場を乾燥させること、水が口に入らないことを意識する必要があります。
意図せず口に入れる場合は、手づかみでものを食べる場合などです。
手に細菌やウイルスがつかないようにする必要があります。
細菌が増える要素は、栄養、水分、温度の3つになります。
栄養は十分にあれば細菌は指数関数的に増加する。
実際は増殖した細菌が栄養を消費しつくすと栄養不足で死滅する。
水分については食品ごとに水分活性という数値で調べることができます。
温度は6度から60度までで30度程度がいちばんよく増える。
食器を洗ったスポンジは良く洗って、よく乾かしておくのが良い。
手を拭いたタオルも定期的に洗濯する。
ドアノブなどよく手を触れる可能性のある部分はよく拭き取りをおこなう。
そして何よりも手を口に近づけないことが良い。
口をつけた箸で触れた食品を室温で放置することの危険性も考えたい。
肺炎や感染性腸炎、風呂場の場合は肺MAC症などはやっかいな病気です。
掃除をするだけで予防できるなら掃除をしてなんとかしたいところです。